
顧客行動デザインをさらに高度な実務に落とし込む上級講座を開講します。
2026-05-30(土)第1回開催(スケジュールはこちら)
講座概要
顧客行動から事業をデザインする力を身に付けます。
AIが普及しマーケティング施策の量は増えましたが、売り上げが伸びないなど根本的な課題が解決できていない企業も依然として存在します。商品・サービス、営業プロセス、ターゲット選定など何が原因なのか構造的に見極める力がこれまでになく重要になっています。
個別施策の改善ではなく、事業課題を根本から可視化したいと考えている方向けに、顧客理解と施策設計をもとに事業構造そのものを再設計するのが本講座です。自社・クライアントの経営課題を構造で理解し、カスタマージャーニーの再設計案などをご自身で作ります。合格者には認定書とオープンバッジを付与しますので、ご自身の提案力を客観的に証明できます。
▼顧客行動デザイナーとは
上級では、インサイトを起点に、市場分析→セグメント設計→ペルソナ設計→ビジネスモデル再定義→コミュニケーション戦略までを一気通貫で習得します。AI時代に必須の“マーケティングOS”を組織にインストールするための実践型講座です。
本講座が解決する4つの課題
- マーケティングだけでは解決できない問題に切り込めない
チャネル最適化だけでは限界があり、価値提供やビジネスモデル再定義まで踏み込めない
- どのクライアントにも同じ提案をしている
表面的な施策テンプレは出せるが、事業に応じた戦略設計まで踏み込めない
- なぜその施策を実行すべきか、構造的に説明できない
施策は実行できるが、構造的な根拠を示せず再現性に不安が残る
- 新規獲得の施策ばかりで疑問を持っている
LTVやナーチャリングを前提にした成長設計へ移行できていない
これらはすべて、事業構造を顧客行動に合わせて設計し直すことで解決します。
本講座が提供する「マーケティングOS」とは
1. 事業課題特定 × インサイト起点のセグメント/ペルソナ/ジャーニー設計(顧客起点での事業課題把握)
・顧客の感情・行動・意思決定の構造をN=1ペルソナとして言語化
・インサイトを起点にセグメント設計・カスタマージャーニーを描き、事業 課題がどこで発生しているか可視化
・事業の真の課題を構造的に特定する
2. ペルソナに合わせた事業デザインの刷新/適合
・特定したペルソナと事業課題に対し、ビジネスモデル・提供価値・商品設 計・収益構造そのものを再設計
・マーケティングだけでは解けない課題に対して、事業構造を刷新し根本解決を図る
・「何を、誰に、どう届けるか」を事業の骨格レベルで再構築する
3. 自社USP発掘 × チャネル横断コミュニケーション設計(コミュニケーション設計)
・再設計した事業デザインから、自社の新しいUSP(ユニーク・セリング・ポイント)を発掘
・広告・LINE・SNS・コンテンツ・CRMを一つのカスタマージャーニーに統合
・チャネル別の戦術ではなく、一気通貫で施策が降りてくる実装可能な戦略
こんな方におすすめ
① 広告代理店:経営課題に入り込み、クロスセル・アップセルを実現したい
【現状】
- コミュニケーション課題にとどまり、経営の上流での提案ができていない
- LINE・SNS・CRMなどのフルファネル提案に踏み込めない
【得られる未来】
- 広告以外でも提案機会を創出
- クリック率・コンバージョン率の高いクリエイティブを構造的に立案できる
② コンサルタント:事業構造の再設計まで提案したい
【現状】
- 戦略立案はできるが、事業構造の再定義や実装ロードマップまで設計しきれない
- 「なぜこの施策か」を説明する根拠が属人化している
【得られる未来】
- 顧客インサイト起点で、業種を問わず再現性のある戦略仮説を立案できる
- ビジネスモデルの再定義から実装ロードマップまでを一気通貫で設計できる
- 「なぜこの施策か」を構造で説明でき、提案の説得力と継続率が上がる
③ 自社マーケター:部分最適から脱し、事業を動かすマーケターへ進化したい
【現状】
- チャネル別の施策運用が分断され、ジャーニー全体で語れていない
- 新規獲得偏重で、LTV起点のロイヤル顧客育成設計に手が回らない
【得られる未来】
- 経営課題から逆算したマーケティング戦略を、自分の言葉で語れる
- 広告・LINE・SNSを分断せず、ひとつのジャーニーとして統合運用できる
- 新規獲得だけでなく、LTV起点でロイヤル顧客を育てる仕組みを設計できる
学習内容(カリキュラム)
「Where → Why → How」の3ステップ構成。2日間 × 4時間の集中講義 + 提案書作成課題(約5時間)を通じてマーケティングOSを習得していただきます。「ピザ店」および「ウェブ解析士協会再建」を事例に解説するため、実務にそのまま落とし込めます。
STEP 1:【Where】どこに伸びしろがあるか、マクロで地図を描く
- ビジネスモデル分析:自社/クライアントのビジネスモデル型を判定し、KSFとボトルネックを構造的に把握
- 5seg分析:顧客をロイヤル・一般・離反・離脱・未認知の5種類に分解し、“健康状態”を可視化
- CS(カスタマーステージ)分析:認知→興味→比較→決断→継続→推奨の各ステージで離脱箇所を特定
- KPIツリー設計:KGIから先行指標までを階層化し、動かすべき数値を確定
- GA4統合分析:行動データと統合して、最大ボトルネック(Where)をマクロに特定
STEP 2:【Why】なぜ起きているか、インサイト起点で診断する
- 3C分析:自社・競合・顧客の構造から、勝ち筋と負け筋を整理
- 課題原因7パターン診断:ボトルネックの背景にある原因を7類型から特定
- 購買プロセス分析:顧客の意思決定フローを分解し心理的離脱点を発見
- N=1インタビュー:たった一人の熱狂的ファンに“憑依”し、感情の起伏を引き出す
STEP 3:【How】どう解決するか、事業構造を設計し直す
▼ LAYER 01|顧客起点での事業課題把握
・インサイト起点のセグメント再設計
・N=1ペルソナ確定
・カスタマージャーニー統合設計
▼ LAYER 02|事業デザインの刷新
・提供価値・ビジネスモデル再定義
・商品設計・収益構造の再設計
▼ LAYER 03|USP × コミュニケーション設計
・新USP発掘/既存USPの磨き込み
・チャネル横断コミュニケーション設計(広告・LINE・SNS・CRM統合)
▼ 実装計画への落とし込み
・費用対効果試算 & 12カ月ロードマップ落とし込み
講義で取り扱うケース:「あなたはウェブ解析士協会を再建できるか?」
難解に感じるフレームワークも実務で使いこなせるよう、ウェブ解析士協会を事例に解説します。自社の業界に置き換えれば、これまで見えなかったボトルネックと打ち手が、構造として浮かび上がります。
※自社や支援先の企業をテーマにしても構いません。
※Moduleのブラッシュアップにより内容を変更する場合がございます。
受講に必要なもの
■ 必須環境
- PC:Zoomでの受講、およびGoogleスライド/ドキュメントでの課題作成に使用します。
- Googleアカウント:講座専用の「MethodLibrary」へのログイン、および課題提出に必要です。
- 生成AIツール(任意):Gemini、Claude、ChatGPTのいずれかをご用意いただくと、課題作成がスムーズです。
■ 題材
- 自社商品、または支援するクライアントをひとつ決め、分析・設計を行います。
- マクロ分析・インサイト診断・事業構造設計を一気通貫で実装するため、実在の案件を推奨します。
■ 推奨される事前知識
- 初級顧客行動デザイナー認定講座の受講を推奨しますが、受けていなくても構いません。
- マーケティングの実務経験(広告運用・CRM設計・戦略立案いずれか)があると、より深い学びにつながります。
認定までの流れ
- 申し込みとお支払い(オンライン決済可能)
- PDFでテキスト、ワークシート、独自AIツールの利用ログイン情報をお送りします
- 講座受講
- レポート試験(講義内で課すレポートが一定の点数を超えれば合格)
- 合格者には認定書・オープンバッジを発行
開催情報
- 受講料:¥88,000(税込み。講座2回、レポート審査、認定書発行込み)
- 形式:Zoomオンライン講座(2日間 × 4時間)+ レポート課題(約5時間)
- 定員:各回12人
- アウトプット:自社事業の12カ月変革ロードマップ(集客・ナーチャリング戦略込み)
- 特典:個別フィードバック付き/MethodLibrary 1カ月利用
講師紹介

■名前
馬場 晃(ばば あきら)マーケティングストラテジスト
■講師経歴
外資系広告代理店のデジタルマーケティング最前線で数々のプロジェクトを成功に導き、その後、アドビ株式会社にて大手企業のデジタル変革、CRM戦略設計を主導。
その後Big4会計系コンサルティングファームにて大企業のマーケティングコンサルティングを経験。これまでに15業界・100社以上の戦略立案を支援。データと感情を融合させた独自の「顧客行動デザイン」理論を確立した、実務家兼戦略家。
開講スケジュール
内容は同じです。ご都合の良い日程をお選びください(各回とも2日間の受講必須)。
- 第1回 5月30日(土)& 6月14日(日) 13:00〜17:00
- 第2回 7月12日(日)& 7月26日(日) 13:00〜17:00
- 第3回 8月16日(日)& 8月30日(日) 13:00〜17:00
会場
オンライン(Zoom)
主催
一般社団法人ウェブ解析士協会
