例年になく暑さが残る9月。いつまで半袖を着続けるのでしょうか……。さまざまな変化に戸惑うこともありますが、仲間を見つけて乗り切るのが人間の知恵。オフライン開催のイベントも増えました。WACAからのご案内をぜひチェックしてくださいね!
それでは今号の内容です。
4年ぶり!「ウェブ解析士会議」を大阪で開催します
WACA近畿支部長の安田渉です。
11月25日(土)、大阪市北区のグランフロント大阪でWACAの一大イベント「ウェブ解析士会議2023 in 大阪」を開催します。
2019年以来4年ぶりの開催となる今回のテーマは「よっしゃ、やろか!Transformation」です。変革(Transformation)をテーマに、解析はもちろんセキュリティや広告、AIなどに精通した6人にご登壇いただきます。今知っておくべきことを学べるイベントです。
当日会場にお越しいただく「リアル参加」と、イベント後にセッションのアーカイブ動画を視聴できる「動画参加」があります。なお、登壇者への質問は「リアル参加」のみ可能です。
過去のウェブ解析士会議での出会いをきっかけに今でもつながりを持っている方も少なくありません。今回は100人を超える規模のイベントなので、同じ志や悩みを持った仲間を見つける絶好の機会です。大阪近郊在住の方だけでなく全国からご参加ください。もちろん初参加の方も大歓迎です。WACA会員の皆さまと現地でお会いできることを私も楽しみにしております!
また、セミナーのアーカイブ動画は現地参加の方も含め、申し込んでいただいた全員に配信します。つまりリアル参加の方は、動画も見られてめっちゃお得!!
参加登録は9月末までの「超早割」が特にお得です。キャンセルの場合は11月15日(水)まで返金可能ですので、参加予定の方は登録だけでもしておくことをおすすめします。
ハッシュタグは #ウェブ解析士会議2023 です。
ぜひ一緒に盛り上げていきましょう!
それでは、せーのっ、
\ よっしゃ、やろか! Transformation!! /
開催概要
日程
2023年11月25日(土) 13:00〜18:30
終了後の懇親会も同じ会場で開催します。
登壇者・テーマ
◯プロスポーツ業界のファンマーケティング 〜チームや選手を“推し”に変えるメソッド〜
洞井知彦(ほらい・ともひこ)氏
◯Google Analytics 4を活用した分析・改善事例
小川卓(おがわ・たく)氏
◯セキュリティ対策、何から取り組む?
松本純(まつもと・じゅん)氏
◯リハビリからはじめるデジタル広告
寳洋平(たから・ようへい)氏
◯AI時代におけるMicrosoft 広告: “New Bing”が切り開く新しいマーケティングとは
有園雄一(ありぞの・ゆういち)氏
◯AI時代のすごいアクセス解析
丸山耕二(まるやま・こうじ)氏
SNSマネージャーからの報告:よくあるご相談「どれから始めれば……?」
チーフSNSマネージャーの森和吉です。
X、Instagram、Facebook、TikTokなどさまざまなSNSがありますが、どれから始めればいいかと相談を受けることがあります。
商品やサービスを利用する顧客の中には、Instagramしか見ない人もいますし、Xだけを見ているという人もいます。と考えますと、可能ならば全てのSNSを行った方がいいということになります。
ただ、全てのSNSを100%の力で運用するには大変な労力がいります。Xに投稿した内容をそのままTikTokに投稿するわけにもいきません。中途半端になるのならば、運用するSNSを絞ることも必要です。
提供する商品やサービスを利用するターゲット層をしっかり認識し、ターゲットに届けるためにはどのSNSが有効なのかを考えてみましょう。主な特徴を挙げてみます。
X | 10代後半〜20代(40代以上も多い) | リポスト(リツイート)機能により情報が拡散されやすい | 匿名ユーザー中心なので炎上しやすい |
20〜40代の女性が中心 | ビジュアル訴求できる商品に有効 | シェア機能がなく拡散性が低い | |
30〜50代中心。投稿はしないが見ているだけのユーザーも多い | 実名登録 | 世界最大級の利用者がいるSNS | |
TikTok | 10〜20代中心 | 直感的に使える動画編集機能があり、更新の負担が軽い | 広告以外での商用利用は不可 |
メディアによってアプローチできる層は大きく異なり、テキスト・静止画・動画など手段も違ってきます。
ターゲットを見極める以上に、運用を続けることはもっと大事です。使い慣れていないSNSの運用は面倒に感じることもあります。そのような時には、自分がよく使っているSNSから始める方法もあります。
SNSはすぐに成果が現れるものではありません。フォロワー数やいいねの数が増えていくまで、半年から1年は地道に運用を続ける必要があります。その間投稿を続けるには、やりやすさを感じているSNSの方が間違いなく継続しやすいです。使い慣れたSNSに投稿することが習慣化したところで、改めて自社ターゲットに合うSNSにチャレンジしてみるのも良いでしょう。
SNSマネージャー養成講座では、このように実情に即した運用方法なども学びます。
みなさまのご受講をお待ちしております!
人間中心社会共創機構との連携を始めました
WACAはこのほど、一般社団法人人間中心社会共創機構(HCS共創機構)との連携を始めましたのでお知らせいたします。
HCS共創機構は「人間中心デザイン(Human Centered Design、HCD)」に関する人材育成、組織改革の支援事業などを行う団体で、2022年4月に創設されました。利用者の視点に立って問題を設定し、解決策を創造する一連の知見を体系化しました。これらに関する知識を問う「HCD基礎検定」を運営しています。
ウェブ解析やウェブマーケティングでも人間の行動を分析し、ペルソナやエクスペリエンスマップ(カスタマージャーニー)に基づくユーザー体験(UX)を考慮して施策を立案するのはご承知の通りです。そして、良いUXを実現する下支えになるのがHCD基礎検定で学ぶ基礎知識です。
両資格の共通点を活用して相乗効果をはかり、それぞれの資格を持つ方のスキルアップを実現します。また企業や地域へのこれまで以上の貢献も期待できます。
ウェブ解析士がHCD基礎検定を受験する際の特典を準備しております。改めて発表いたしますので、受験をぜひご検討ください。
GA4連載第19回: ご存じですか?ディメンション・指標が大幅アップデートされています!
ウェブ解析士マスターの佐々木秀憲です。
今月は、6月に大幅アップデートのあったディメンション・指標についてお話をしていきます。確認しましたが、新機能リリースなどが特になかったため、記憶が確かなら6月……です。
大前提として、アップデート前は
- イベント計測のパラメータで取得されているはずのデータが
- わざわざカスタムディメンションを作らないとレポートで使えなかった
という微妙な状態でした。
例えばGA4の「拡張計測機能」で、ボタンをオンにするだけで取得できる「スクロール計測」では、
イベント名「scroll」
パラメータ「percent_scrolled」
垂直方向に90%スクロールされた場合を指す「90」という値が入っています。
ここまでは、拡張計測がデフォルトでオンになっているため設定しなくてもデータを取れます。さらにタグマネージャーなどで例えば「25,50,75,100」などと追加設定すると、スクロールしたパーセンテージをより細かく取得することもできます。
ところで、この条件を満たすスクロールイベントが何件あったかをレポートで見るためには下図のようなレポートを作る必要があります。
列側に入れているディメンション「percent_scrolled」は拡張計測で取得できているはずのデータなのに、レポートで見るには、(上図のように使うためには)わざわざ「percent_scrolledというパラメータで取得している値をpercent_scrolledというカスタムディメンションに格納する」というような設定をしないといけなかったんですね……。ユーザーエクスプローラをしっかり使う予定なら設定は必要です。
アップデートで、「スクロール済の割合」(percent_scrolledのこと)というディメンションが何もしなくても出てくるようになりましたので、わざわざカスタムディメンションを作成する必要はなくなりました。その他、以下のような拡張計測機能系のディメンションも同様に使えます。
- リンクテキスト
- リンクURL
- ファイル拡張子
- ファイル名
- 動画URL
- 動画タイトル
また、Looker StudioとGA4をリンクさせた場合(公式のデータソース接続をした場合)のディメンション・指標も増えました。6枚キャプチャしていたうちの1枚だけ貼りますが、それだけでも大量にあります。

ちなみに「曜日の名前」というディメンションは、GA4本体にはないのにLooker Studioに接続するとなぜか使える謎仕様になっています。曜日で分析をしたい方はぜひLooker Studio をご活用ください。
ということで、GA4のディメンションがだいぶ増えて使いやすくなりました!という内容でお送りしました。次回は、GA4を使う上で気を付けたいことをいくつかご説明します。
それではまた来月お会いしましょう!
高校生向けコンテンツ、メンバー募集!
高校の情報科必修科目「情報Ⅰ」の学習コンテンツを、会津大学発のベンチャー企業、株式会社inf.のみなさんとWACAの有志で共同開発しています。
コンテンツを全国の高校に採用してもらうなど、これからもすべきことはまだまだあります。ご興味のある方、一緒に活動しませんか? また、コンテンツに興味をお持ちの高校の先生にお知り合いはいませんか?
2023年8月、高校の先生方が集まる「全国高等学校情報教育研究会(全高情研)」全国大会にブース出展した様子をリポートしていますのでぜひご参照ください。
https://www.waca.associates/jp/news/81241
ご連絡はWACA事務局(support@waca.associates)まで。お待ちしております!
学校や教育委員会で働いてみませんか?
文部科学省「学校雇用シェアリンク」を利用して、学校や教育現場とビジネスマッチングをしませんか?
学校雇用シェアリンクは、民間企業からの人材受け入れを希望する教育委員会や学校と、従業員の雇用を維持したい民間企業とがつながる仕組みです。制度の詳細は以下をご覧ください(PDFが開きます)。
https://www.mext.go.jp/content/20210204-mxt_zaimu-000006800_3.pdf
※募集が終了(W列)した求人情報も含まれております。文部科学省によると順次削除するとのことです。
応募の際は上記一覧の求人番号を記載の上、事務局(support@waca.associates)までご連絡ください。応募先など詳細をお知らせいたします。
WACA各資格取得者に関するデータ
統計情報です。ご活用ください。
集計期間 :2023年8月1〜31日
【ウェブ解析士】
認定講座受講者数 : 236人(1098人)
認定試験受験者数 : 283人(2090人)
合格者数 : 263人
合格率:93%
※()内は年度累計 予定者を含む
【累計受講・受験者数】
56,309人
【有資格正会員数】
ウェブ解析士 : 8976人
上級ウェブ解析士 : 2497人
ウェブ解析士マスター: 117人
初級SNSマネージャー: 541人
上級SNSマネージャー: 182人
チーフSNSマネージャー:31 人
初級ウェブ広告マネージャー:166人
上級ウェブ広告マネージャー: 38人
※6月、7月のウェブ解析士試験受験者数に誤りがありました。
6月
×269人(1736人)
◯238人(1544人)
7月
×302人(1736人)
◯263人(1807人)
訂正してお詫びいたします。
編集後記
メルマガ編集担当の中野です。2020年3月からの3年半で仕事や暮らしはどう変わりましたか。WACAのお仕事に関わるようになったのもちょうどその頃。リアルでお会いできたウェブ解析士メンバーは数えるほどでしたが、これから会う機会を増やそうと楽しみにしている今日この頃です。
次回の発行予定は10月20日(金)です。