ユニバーサルアナリティクスのデータ計測停止まであとわずか。すでにGA4への移行が済んでいればあまり意識していないかもしれませんね。来年にはUAのデータも取得できなくなります。今のうちから準備をしておきましょう。
それでは今号の内容です。
金谷武明氏を顧問にお迎えしました
WACAは6月、金谷武明氏(株式会社 Digital Evangelist代表)を顧問として新たにお迎えしました。
金谷氏は2007年からグーグル株式会社(現在は合同会社)で検索の専門家として活動され、2023年5月に退職、創業。ウェブ解析士協会の顧問をお引き受けいただきました。
6月20日開催の就任記念Flashセミナーでは、WACAに参加した理由を以下のように述べられました。
「グーグルを辞めることになって今後どうするか考えていたときに声をかけていただき、とてもありがたかったです。さまざまなイベントで検索についてお話ししてきましたが、2018年ごろオフラインで参加したWACAのセミナー参加者のみなさんの印象がとても強かったです。他の団体と比べ、熱量が高い。ウェブ解析士同士の結びつきも強く、すごいなと思った記憶があります。
WACAは有資格者が全国に1万3000人。フリーランスから企業内担当者までいろいろなレイヤーの方がいます。みなさんに“正しい検索”を伝えることで、津々浦々に正しい情報が広められるんじゃないか。さまざまな地域を活性化したり、インターネット上のコンテンツをさらに良いものにしたりと、社会全体をより良くできるのでは?と考えています」
7月から、金谷氏が登壇するオンラインイベントを月に2回開催します。
第1木曜日 21:00〜 ディスカバラビリティーオフィスアワー(WACA会員限定)
自分のサイトを見つけてもらう可能性(discoverability)を高めるため、どんなコンテンツを作ればいいかなどの相談にも乗ってくださいます。
第4木曜日 21:00〜 FlashセミナーPlus(有料)
ウェブ関連を中心にさまざまなゲストをお招きし金谷氏と対談します。
いずれも詳細は追って発表いたします。ご期待ください!
学校や教育委員会で働いてみませんか?
2023年5月に文部科学省が開設した「学校雇用シェアリンク」にWACAも登録いたしました。
民間企業からの人材受け入れを希望する教育委員会や学校と、従業員の雇用を維持したい民間企業とがつながる仕組みです(文部科学省はマッチングをしません)。
詳細はこちら(PDFが開きます)
https://www.mext.go.jp/content/20210204-mxt_zaimu-000006800_3.pdf
WACAに定期的に求人情報一覧が提供されるようになりましたので、本月刊メルマガで会員のみなさまに優先的にお知らせいたします。ビジネスマッチングの機会としてご活用ください。
※募集が終了(W列)した求人情報も含まれております。文部科学省によると順次削除するとのことです。
応募の際は上記一覧の求人番号を記載の上、事務局(support@waca.associates)までご連絡ください。応募先など詳細をお知らせいたします。
SNSマネージャーより:アワード2022を発表しました
SNSをビジネスに活用できるようになる資格、SNSマネージャー。
当資格の周知に貢献し、多くの人々にその価値と利益を伝えたSNSマネージャーを表彰しました!
SNSマネージャーアワード2022受賞者
最多講座開催チーフ :伊藤 雅恵さん https://twitter.com/OzAdviser
最多受講者数チーフ :増田 恵美さん https://twitter.com/megumi_m0529
The Best Evangelist :毛利 美佳さん https://twitter.com/LaboPixel
ベスト投稿賞 :大阪書籍印刷さん https://twitter.com/osin_jp
バックアップ賞 :藤原 忍さん https://twitter.com/fcs_shino
コミュニティ賞 :神 希嘉さん https://twitter.com/ko_rpokku_r
受賞理由や実際の投稿など、詳しくはアワードのページをご確認ください。
みなさまの受講をお待ちしています!
https://snsmanager.jp
政府がオープンバッジを推奨しています
亀井@代表理事です。興味深いニュースをお知らせします。
6月6日、政府の「新しい資本主義実現会議」で発表された「骨太の方針」に「オープンバッジの推奨」が入りました。普及に拍車がかかりそうです。WACAとしても改めて気を引き締め、みなさまの期待を超えるサービスを目指して取り組んでまいります。
骨太の方針(PDFが開きます)
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_sihonsyugi/kaigi/dai18/shiryou1.pdf
「4.リ・スキリングによる能力向上支援」の「(1)個人への直接支援の拡充」で出てきます。
さて、4月から1万件近くのオープンバッジを発行しましたが、受け取っておられない方がまだまだおられます。実にもったいない!
登録メールアドレス宛に再発行しますので、事務局(support@waca.associates)までどうぞお問い合わせください。個人の別のメールアドレスで受け取りたいという方は、サブメールアドレスに追加登録してください。
それ以外のアドレス宛ですと発行手数料が1回あたり1000円かかってしまいます。弊会発行のオープンバッジは、暗号資産であるイーサリアムを購入しているのです。
今後ますます社会的認知が向上するであろうオープンバッジ。積極的にご活用くださいね。
GA4連載第16回: 自由形式を使ってみよう!
こんにちは。ウェブ解析士マスターの佐々木秀憲です。
探索レポートに関する主要な機能は説明してきましたので、今回が最後です。まだあと4種類あるのですが、使用頻度はそれほど多くないと思います。
ちなみに、先月ご紹介した「目標到達プロセスデータ探索」はいつの間にか「ファネルデータ探索」レポートに変わっていました。新しい機能や見た目の変更などが活発に行われていますので、追いかけるのも大事ですね(とても大変ですが……)。
では、自由形式について紹介しましょう。正直このテンプレートを最もよく使うと思っていますので、しっかりと学んで使えるようになってくださいね。
今までご紹介した経路データ探索やファネルデータ探索は、ある目的のレポートを作成するためのテンプレートでした。これに対し自由形式は名前通りかなり自由度が高く、さまざまな目的のレポートを自由に作成できるようになっています。
基本形としては、クロス集計のレポーティングが可能です。以下の図をご確認ください。

自由形式のテンプレートをクリックし、デフォルトで出てきたレポートです。
左側にディメンションとして「市区町村」が入っています。指標には「アクティブユーザー数」が設定されているので「市区町村ごとのアクティブユーザー数」を表示しています。
よく見ると、指標は「アクティブユーザー数」一つだけですが、列は四つに分かれていますね(+合計列)。
これがクロス集計です。つまり、列にもう一つ「デバイスカテゴリ」というディメンションが加わり、行・列二つのディメンションを掛け合わせた絞り込みでの数値を確認できるようになります。
この例だと「市区町村」×「デバイスカテゴリ」ごとの「アクティブユーザー数」です。つまり、左上2行目の数値「1,263」は、市区町村が「Osaka」、かつデバイスカテゴリが「mobile」のアクティブユーザー数を示しています。
Excelなどの「ピボットテーブル」を使い慣れていればクロス集計の感覚はすぐにつかめると思います。初めて使う方も、すぐに使いこなせるようになりますよ。
自由形式がどのようなものか分かったところで、実際の使い方を見てみましょう。
探索レポートの解説も3種類目ですので、全体に共通する部分の説明は省きます。以下の図の右側「タブの設定」が、今までのレポートとは異なっています。

今までご紹介してきた探索レポートでは「行」と「値」しか項目がありませんでしたが、自由形式には「列」が増えています。はい。もうお分かりですね。
行に設定したディメンションが表の左側に、列に設定したディメンションが表の上部に、そして値に設定した項目が行×列で分解され実際の数値として表示されます。
この仕組みが分かれば、他の探索レポートと同様にレポートを作成できます。左側の「変数」の領域からディメンションや指標をドラッグ&ドロップで「行」「列」「値」に入れていきましょう。
その他、覚えておくと便利な機能をご紹介します。
行のところにある「表示する行数」を変更すれば、10行以上のデータを表示できます。
また「値」のところにある「セルタイプ」を変更すると、棒グラフやヒートマップを選べます。数値の多い・少ないを直感的に見ることが可能です。

最後に、右側のレポート画面で使えるテクニックをお伝えします。
他の探索レポートでは、画面左側の設定メニューでレポートの見た目や中身の変更を行っていました。自由形式レポートでは、レポート側でもいくつか操作が可能です。
例えば、ディメンションの「Osaka」あたりで右クリックすると下の図のようなメニューが出てきます。

- 選択項目のみを含める:右クリックした項目で「一致」フィルタがかかる
- 選択項目を除外:右クリックした項目で「除外」フィルタがかかる
これらのフィルタは、左側設定画面の「フィルタ」部分、×ボタンなどで解除できます。
- 選択項目からセグメントを作成:右クリックした項目を条件に含んだセグメント作成画面に移動
- ユーザーを表示:右クリックした項目をセグメント条件にした「ユーザーエクスプローラ」レポートが別タブで生成される
レポートを見ながら一致・除外フィルタを使って問題にフォーカスし、さらにディメンションや値を設定することでドリルダウンを行うといったことも、右クリックを使って直感的に操作できます。
ということで、今回は探索レポートの自由形式の使い方をお伝えしました。冒頭でも予告しましたが、主要な探索レポートの説明はいったん終わります。
次回のメルマガをお届けする頃にはUAの計測が終了していますので、改めてGA4の基礎的な話として、「イベント」についてお話ししようと思います(あくまで予定ですが……)。
それではまた来月お会いしましょう!
UAのデータを1クリックで保存・閲覧できるツール WACA会員限定価格のご案内
7月1日、Google アナリティクスのユニバーサルアナリティクス(UA)がデータ計測を停止します。1年後の2024年7月1日にはUAのプラットフォーム自体が停止するため、バックアップはそれまでに取得する必要があります。
APIには利用制限があるため、データ量が多い場合は早めにバックアップしないと間に合わないかもしれません。
このたび、UAのデータを簡単にダウンロード・活用できる「Analytics Backup by QA」をWACA会員特別価格でご提供いただけることになりましたのでお知らせいたします。
詳細は下記のご案内をご覧ください。
https://www.waca.associates/jp/association/tools/analytics-backup_lmt
パスワード「0516」を入力すると特別価格をご確認いただけます。
GA4利用に関するアンケートにご協力ください
WACA創業者の江尻です。
GA4に世間はどこまで対応できているか、どんなところに困っているか知りたくありませんか?
利用に関するアンケートにご協力ください。ご自身だけでなく、クライアントさまにもご協力のご依頼をお願いします。締め切りは6月末です。
ご回答いただいた皆様にはもれなく調査結果レポートと一般向けサーベイの結果を共有いたします。
質問は全て選択式で、10分未満で終わるはずです。
300人を目標にしています。お力添えいただけますと幸いです。
ウェブ広告研究会の委員を募集
ウェブ広告マネージャーのテキスト改訂、講座開講に向けた委員会の参加者を募集しております。
参加ご希望の方は
assistant@waca.associates
までご連絡をお願いします。
次回のWACAウェブ広告研究会は以下の日程で開催します。
7月11日(火)18:30~19:30
ウェブ解析士に関するデータ
ウェブ解析士に関する統計情報です。ご活用ください。
【ウェブ解析士】
認定講座受講者数 : 61人(691人)
認定試験受験者数 : 268人(1306人)
合格者数 : 252人
合格率:94%
※()内は年度累計 予定者を含む
集計期間 :2023年5月1〜31日
【累計受講・受験者数】
54,592人
編集後記
メルマガ編集担当の中野です。金谷さんの顧問就任記念Flashセミナーを聞きました。今後が非常に楽しみです! アーカイブ動画も配信予定ですが、お話の一部は個人ブログでも触れておられますのでご興味があれば読んでみてくださいね。
次回の発行予定は7月20日(木)です。