SNS運用を習慣化するヒント
投稿日:2025年7月10日

みなさんは、いま継続して発信しているものはありますか?
SNS、note、ブログ、YouTube、メルマガ……。発信の手段は数えきれないほどありますよね。
SNSマネージャーの中にはクライアントのSNS運用をサポートしている方も多いと思います。継続のためにどんな工夫をされているのか気になり、上級SNSマネージャー向けのオンライン勉強会で質問してみたところ、投稿を続けるためにいろいろ工夫されていました。いくつかご紹介します。
- クライアントが負担にならない範囲でネタを出してもらう
- クライアントの現場を視察し、ネタ探しのヒントを持ち帰る
- 業務日報の共有からネタを拾う
- 数カ月ごとにネタをまとめ、棚卸しする
こうした中、やはり「投稿する日を決める」ことが継続のカギだという声が多く、Google スプレッドシートを共有してスケジュールを管理する例がよく挙げられました。
とはいえ、私たちSNSマネージャーがどんなに頑張っても、クライアントの業務すべてを把握できるわけではありません。SNS運用を継続するには、やはり「ネタ」をもらわないことには進まないのが現実です。
その「ネタ」をどう見つけ、引き出すか。
クライアントとの温度差をうまく測りながら、日々サポートしている皆さんの努力や工夫は本当に参考になります。
私の場合は、サイト制作からSNSサポートに入ることが多いため、制作の段階でクライアントの会社に“いつでも就職できるくらい”の情報をインプットしています(笑)。さらに、すでにコミュニケーションが取れているので、雑談の中からネタのヒントを探すことも。クライアントにとっては当たり前のことなので「ネタ」になるなんて思いもよらないものです。
SNSマネージャーの役割の一つは、SNSを見る側の視点に立って日常の中にネタを見つけるサポートをすることだと思っています。ネタ探しの視点が身につけば、投稿を続けることはずっと楽になります。
ただ、それだけでは十分ではありません。やはり、
- 「週に◯回投稿する」と決める
- 投稿する時間を業務に組み込む
など、運用を習慣化する仕組みを整えないと、どうしても止まりがちです。
投稿は「やる気」だけでは続きません。
- ネタが集まる仕組み
- 投稿を業務に組み込む仕組み
- PDCAを回せる仕組み
まずは、こうした“仕組みづくり”を整えることが大切です。
