UGCはなぜ重要?
投稿日:2023年11月21日
チーフSNSマネージャーの増田恵美です。
ウェブサイトとSNSには明確な相違点があります。ウェブサイトは企業が更新しなければ新しい情報が表示されないのに対し、SNSでは自社アカウントが情報発信をしなくても、ユーザーや他企業の発信した情報がユーザーのタイムラインに流れる点です。
企業ではなくユーザーから発信された情報がユーザー生成コンテンツ(UGC)です。ウェブにおけるクチコミですね。写真や動画、ブログ記事やコメント、外部サイトへのレビューなどです。現代のマーケティング戦略においてUGCは非常に重要です。
例えばごく最近、ある男性アイドルの誕生日を祝うため多くのファンが特定のハッシュタグを付けてXに投稿し、世界トレンド1位になりました。
また、ある企業がフォロワーに指定のハッシュタグを付けて指定の日に投稿をお願いしたところ、Xのトレンド2位に入りました。その日は猫の日だったこともあり残念ながら1位は取れなかったのですが、広告費用に換算すると1800万円になるそうです。
UGCが発生すれば、宣伝費不要で多くの人の目に触れさせることができ、最終的には販売促進につなげることができるでしょう。どうしたら自社や自社商品について発信をしてくれるか考えるといいでしょう。
中でも普段の会話の中で話題に上りやすい食品や音楽、自己表現の手段として使われる化粧品や服飾関係の商品はSNSとの親和性も高く、UGCが生まれやすくなっています。一方で、BtoBや人に言えない商材(コンプレックスにかかわるものなど)、高単価商材はUGCが発生しにくい傾向にあります。
こうした知識を学べるのがSNSマネージャー養成講座です。初級講座では、自社や自社商品・サービスについてユーザーが言及しているか探してもらう演習もあります。
まだの方は受講をぜひご検討ください。