よくあるご相談「どれから始めれば……?」
投稿日:2023年9月20日
チーフSNSマネージャーの森和吉です。
X、Instagram、Facebook、TikTokなどさまざまなSNSがありますが、どれから始めればいいかと相談を受けることがあります。
商品やサービスを利用する顧客の中には、Instagramしか見ない人もいますし、Xだけを見ているという人もいます。と考えますと、可能ならば全てのSNSを行った方がいいということになります。
ただ、全てのSNSを100%の力で運用するには大変な労力がいります。Xに投稿した内容をそのままTikTokに投稿するわけにもいきません。中途半端になるのならば、運用するSNSを絞ることも必要です。
提供する商品やサービスを利用するターゲット層をしっかり認識し、ターゲットに届けるためにはどのSNSが有効なのかを考えてみましょう。主な特徴を挙げてみます。
X | 10代後半〜20代(40代以上も多い) | リポスト(リツイート)機能により情報が拡散されやすい | 匿名ユーザー中心なので炎上しやすい |
20〜40代の女性が中心 | ビジュアル訴求できる商品に有効 | シェア機能がなく拡散性が低い | |
30〜50代中心。投稿はしないが見ているだけのユーザーも多い | 実名登録 | 世界最大級の利用者がいるSNS | |
TikTok | 10〜20代中心 | 直感的に使える動画編集機能があり、更新の負担が軽い | 広告以外での商用利用は不可 |
メディアによってアプローチできる層は大きく異なり、テキスト・静止画・動画など手段も違ってきます。
ターゲットを見極める以上に、運用を続けることはもっと大事です。使い慣れていないSNSの運用は面倒に感じることもあります。そのような時には、自分がよく使っているSNSから始める方法もあります。
SNSはすぐに成果が現れるものではありません。フォロワー数やいいねの数が増えていくまで、半年から1年は地道に運用を続ける必要があります。その間投稿を続けるには、やりやすさを感じているSNSの方が間違いなく継続しやすいです。使い慣れたSNSに投稿することが習慣化したところで、改めて自社ターゲットに合うSNSにチャレンジしてみるのも良いでしょう。
SNSマネージャー養成講座では、このように実情に即した運用方法なども学びます。
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