Googleのハッシュタグ検索とは
投稿日:2025年2月10日
こんにちは、チーフSNSマネージャーの藤原忍です。上級ウェブ解析士のカリキュラム委員やSNSマネージャーのカリキュラム委員長として活動しています。
Googleが2024年6月に日本独自の検索機能をリリースしたのをご存じでしょうか?
日本でリリースされた理由としてGoogleのブログでは以下のように書かれています。
インターネットを利用する目的として、日本では諸外国と比べて、最新のトレンドや自分の興味や関心のあるトピックを深掘りして知りたいというニーズがより強いことが最近の調査でわかりました。そして、流行を調べたり、共通の関心をもつ人とつながる手段として、最近は「ハッシュタグ」がよく使われています。日本語は、単語の間にスペースが不要なため、より長い文章など表現力豊かなハッシュタグが使われています。
引用元:https://blog.google/intl/ja-jp/products/explore-get-answers/search-japan-nowcast-hashtag/
日本ならではの特徴のようですね。「トピックを深掘り」! ウェブ解析士やSNSマネージャーの得意分野ではないでしょうか。
ハッシュタグ検索機能の概要
まず、通常のGoogle検索。結果にはウェブサイトの情報が並びます。

SNSのアカウントはこのように表示されます。分かるのはアイコンと概要くらいですね。

ハッシュタグをつけてGoogle検索するとどうなるでしょうか。

SNSでの投稿が表示されます。また、タブを切り変えればSNSごとにハッシュタグ検索結果を確認できるようになっています。
機能の活用方法
ググる(Google検索)→タグる(ハッシュタグ検索)→タブる(SNSの検索タブから探す)。検索方法の変化とSNSでの検索機能拡充に伴い、ハッシュタグ検索からの流入数は以前に比べれば減少しています。公式の案内でも、Xでは2個まで。Instagramでも3~5個と言われています。
とはいえ、さまざまな調査によればGoogle検索が使われなくなったわけではありません。特に、年齢が上がるにつれてSNS検索よりもGoogle検索の方が活用されています。
ハッシュタグ検索機能なら、SNSで使われているハッシュタグをGoogle検索で入力し、SNSを網羅して一気に検索することもできるわけです。例えば大阪でおいしい店を探すために「#大阪グルメ」とハッシュタグ検索してみるとグルメサイトやお店の公式サイト以外に、たった今おいしい食事をした人の投稿が出てきたりします。
会社や商品・サービスのクチコミを増やしたい時、またイベントを盛り上げたい時などには、SNS投稿にハッシュタグを付けるよう促しましょう。SNSにとどまらずGoogle検索でも投稿が表示され、より多くの人に見つけてもらいやすくする施策の一つになるでしょう。
比較的新しい機能ですので、上手な使い方を見つけてみてください。
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